中学時代時代の下田有希選手
神奈川県タウンニュースより写真引用
プロフィール
下田有希 (読み方 しもだゆうき)
旧姓 藤山有希 (読み方 ふじやまゆうき)
Yuuki Shimoda.
女子陸上選手 走り幅跳
Female track and field athlete. Long Jump.
平成13年7月生まれ
南足柄市出身
神奈川県
中学校 足利台中
高校 東海大相模
大学 日本体育大学
趣味はテレビゲーム
好物はタピオカドリンク
お守り代わりに、南足柄市がふるさとともいわれる「金太郎」のキーホルダーを持ち歩いています
オフの日は美味しいものを食べに行くことで熱中していることはパン屋めぐり
略歴
2022年より、日本インカレや学生個人で3位を獲られています。どのような経歴な選手かとググってもそれ以前の記録は出てきません。これほどの選手ながらなぜ?
旧姓は藤山有希選手、2023年1月現在でも日本中学記録保持者です。2016年岩手国体では、当時高校1年生だった高良彩花をも抑え6m20(-0.1)で優勝。現日本記録保持者、池田久美子元選手の6m19の日本中学記録を21年ぶりに更新しました。
小学校の時には男子に混じり少年野球チームに在籍、中学では野球と並行して陸上を始め、走り幅跳の才能を開花させます。1年の夏には関東大会中1で4位、2年生では全国大会出場、そして上記の中学生記録を打ち立てます。
しかし、高校進学後は
「1年目は記録保持者としてのプレッシャーを感じました。それ(肩書)と跳躍がなかなか噛み合わなくて」
と、上手く成績を伸ばすことが出来ず、南関東大会10位、国体18位、U18日本選手権は13位となりました。
2年生では右太ももの筋膜炎を発症し、神奈川県大会7位に、かつての日本一が、県大会すら通過できない。さすがに気持ちがめいり、陸上の楽しさを忘れかけた時、折れそうな気持ちの中、顧問の先生から「絶対に強くなるから」と励まされ、同級生の三村香菜実選手の復調も励みにしながら、両親からは現日本記録保持者、藤山有希選手が記録を塗り替えた元中学記録保持者の池田久美子元選手のエピソードを聞かされました。同じく天才少女と呼ばれた池田久美子元選手も、高校時代には過食症に陥るほどの不調を迎え、それを乗り越えました。藤山有希選手はがむしゃらに立ち直り
「跳躍をゼロから作り直した」
そうです。
3年生では、南関東大会優勝、インターハイ3位、U20日本選手権では準優勝と6m越えの記録を連発し、復調。そしてパリ五輪に向けて
「大学を卒業したら、社会人1年目の年に開かれる大会。絶対に出たい」
と目標を語られました。
成績
日本中学記録保持者 (6m20)2016年10月国体
2016年(中学3年生)
10月 国民体育大会岩手大会 女子走り幅跳 優勝 6m20
2019年(高校3年生)
5月 相模原市民選手権 女子走り幅跳 6m01
5月 神奈川県高校総体 女子走り幅跳 優勝 5m87
女子三段跳 優勝 12m15
6月 南関東大会 女子走り幅跳 優勝 6m09(+3.5)
8月 全国インターハイ 女子走り幅跳 3位 6m02
10月 国民体育大会 女子走り幅跳 3位 6m02
U20日本選手権 女子走り幅跳 2位 6m05
2022年(大学1年生)
4月 学生個人選手権 女子走幅跳 3位 5m95
5月 関東インカレ 女子走幅跳 3位 5m99
6月 日本選手権 女子走幅跳 9位 5m95
9月 日本インカレ 女子走幅跳 3位 6m03
10月 国民体育大会 女子走幅跳 7位 5m91
2023年(大学2年生)
4月 学生個人選手権 女子走幅跳 9位 5m63 +2.1
5月 関東インカレ 女子走幅跳 6位 5m83 +4.0
6月 日本選手権 女子走幅跳 22位 5m26 +0.6
参考リンク・引用元
視線は東京の次へ パリで輝け、次の時代
走り幅跳び 東海大相模高3年・藤山有希さん 社会人1年目、絶対に出たい