2021年10月日本記録挑戦会で優勝した三浦愛華選手 関西実業団Twitterより引用
プロフィール
三浦愛華 (みうらまなか)
女子陸上選手 スプリント
Manaka Miura.
female track and field athlele.100m
生年月日 2002年2月14日
奈良県奈良市出身
高校 添上高校 (奈良県)
大学 園田学園女子大
好き 犬
略歴
5人姉妹。
中学1年生の時からの時に
「そんな真剣にやろうと思ってなくて1番楽そうやなって思ったから」という理由で陸上に取り組まれ、楽しいければ良いという思いで競技をされたそうです。その中で県大会で優勝するほどの選手に育ちましたが、全国に出場することはありませんでした。
始めた頃は、高校では陸上を続けるとは思っていなかったようです。しかし、恩師となる添上高校の陸上部顧問に才能を見出され、一般入学、一転厳しい練習に身を置きました。楽しく走っていた中学時代とは違い
「入ってから“やばいところに来てしまった”と……練習もきつかった」と、案の定陸上をやめたいと思ったそうです。
それでも的確な指導に徐々に記録を伸ばし、高校3年では近畿インターハイで表彰台、全国でも準決勝まで進みました。
U18日本選手権、国体にも出場し全国で走るレベルの選手になりましたが、入賞にはまだまだ届きませんでした。
ちなみに、学年一つ下の青山華依選手とは近畿総体で相対し青山選手は高校歴代5位の記録11秒61を叩き出しました。その勢いについていけたのか三浦選手もPBの11秒88で全国出場を決めました。
まっすぐ走るのが得意ですが、球技は全滅だそうです。
日本一を目指した園田大学時代
いくつかの候補から、大学は園田学園女子大に進学し、日本一になることを目標としました。
1年生の日本選手権室内大会では女子60mで優勝、大会記録とU20室内日本新記録でしたが「私は気付かなかったし、大会運営の方も気付いていなかった」そうです。ちなみに同学年の筑波大学の三浦由奈選手もその時には銅メダル、後に西の三浦、東の三浦と呼ばれるライバルとなります。
その後も100mで安定して11秒台を出し続け、大学生年代の国際大会ワールドユニバーシティゲームズの日本代表に選ばれ、200mで個人出場、リレーでも第一走者として4位入賞に貢献、それまでの間には怪我で日本選手権を辞退するという事もありましたが、乗り越えました。
と根っからのスプリンター意識を持たれています。
また、吉岡記念スプリントで大学4年生で連覇、「可愛くて早い」と話題になっています。
吉岡スプリント激強女王
園田では、毎年愛媛で合宿をしていた縁で新社会人では愛媛県競技力向上対策本部に所属。
2024年には、愛媛県競技力向上対策本部に所属し、春の吉岡スプリントを3連覇。その時には11秒45というタイムで強者たちを圧倒、またお洒落な金髪もファンの心獲得、その名を知られるようになりました。
「“パリオリンピックに出たい”という思いが去年からありました。そこに出るためには、まず出雲で世界リレー代表に入らなけばいけないと思っていました。そのための準備を冬期から積んでいましたから」
と努力を実らせた瞬間でした。
そうして選ばれた世界リレーの日本代表も経験し、国内トップスプリンターのひとりとして名を知られるようになりました。
成績
2019年
6月 近畿インターハイ 女子100m 3位 11秒89
2020年(大学1年生)
翌3月 日本選手権室内大会 女子60m 優勝 7秒38 (大会新記録・U20日本室内新記録)
2021年(大学2年生)
4月 兵庫インカレ 女子100m 優勝 11秒87 大会新記録
6月 学生個人選手権 女子100m 3位 11秒96
9月 日本インカレ 女子100m 6位 11秒87
10月 日本記録挑戦会 兼 住友電工杯 女子60m 優勝 7秒39
2022年(大学3年生)
4月 吉岡記念陸競技大会 女子100m 優勝 11秒76
9月 日本インカレ 女子100m 6位 11秒97
2023年(大学4年生)
4月 吉岡記念陸上競技大会 女子100m 優勝連覇 11秒78
4月 学生個人選手権 女子100m 8位 準決勝で11秒53の自己ベスト&学生歴代9位記録
翌2月 日本選手権室内大会 女子60mA決勝 4位 7秒55
参考リンク・引用元
フォーム改善、好タイムに結実 陸上短距離 園田女大・三浦愛華
県勢躍動 – 女子100M・三浦(添上)3位 女子走り高・辻内(奈良)4位/全国高校陸上選手権大会近畿地区予選