2023年日本選手権の高良彩花選手
2024年日本選手権の高良彩花選手
プロフィール
高良彩花 (読み方 こうらあやか)
Ayaka Koura.
女子陸上選手 走り幅跳
Female track and field athlete Long Jump
生年月日 2001年3月22日
出身 兵庫県西宮市
身長 157センチ(16歳)
体重 41キロ(16歳)
中学校 西宮市立西宮浜中学校
高校 園田学園高校
大学 筑波大学
好き 映画(チア☆ダン ハリーポッター)
SNS
X(Twitter) 高良彩花選手のツイッター
Instagram 高良彩花選手のインスタグラム
略歴
3歳の頃より西宮浜エリアに住み、水泳やバレエを習い運動が好きな子供だったようです。父は高校の陸上競技の指導者です。
走り幅跳びは小学校4年の時にはじめました、西宮市立小学校陸上大会で優勝し、朝原宣治さんが主宰されている陸上クラブ「NOBY T&F CLUB」に所属。
海が近く山がきれいに見える素敵な街中にある生徒数の少ないこじんまりとした中学校に進学し、迷わず陸上部に所属、1年生でのジュニアオリンピックでは4位、2年生では2位、3年生の県大会では6M12を跳び優勝、そして全中の走り幅跳びで6Mを跳び優勝し、時の人となりました。
その5年後同校は2020年に閉校しました。きっと高良彩花さんの記録は、同校にとっても記念になっているのではないでしょうか。当時の今村市長は「全国大会で優勝するような選手が西宮から出てきたのがとても嬉しいです。本当におめでとうございます」とコメントを残しています。
中学時代の最高記録は6M12で当時の日本歴代中学5位の記録です、2015年7月26日の大会で跳ばれましたが、詳細は分かりませんでしたが、高校時代にご本人も「陸上をしてきて一番嬉しかった出来事といえばやはり、中学時代の6m12の跳躍かもしれません。この時のジャンプが、兵庫県新、近畿中学新の記録にもなって、すごく嬉しかったことを今でも鮮明に覚えています。」と語っておられます。
高校は陸上の強豪、園田学園に入学し更に大躍進します。インターハイは走り幅跳史上3人目の3連覇達成、2018年のアジアジュニアで記録した6m44という自己ベストは、高校記録タイ&U20・U18歴代最高記録タイを樹立。
2017年には日本選手権で優勝し、女子高生の優勝は花岡麻帆さん以来23年ぶりです。更に2018年の日本選手権も優勝し、女子高校生としては50年ぶりの連覇です。
大学は、地元を離れ名門筑波大学へ進学、インカレ4連覇を掲げていたが、大学1年生で2位、2年生で4位と悔しい結果に終わりました。とは言いましても、普通に考えれば素晴らしい成績ですが、やはり期待やプレッシャーもあったのでしょうね。思った成績ではなかったとしても常に表彰台入りしている強者の悩みかかもしれません。
それでも2年生では日本陸上選手権で優勝、3年ではインカレも制しました。
短距離も早く、100Mも12秒40と言う高校時の記録を、さらに大学では100m走も11秒台へと伸ばしました。
2022年度大学4年生、高校生の時の自己ベスト更新と日本陸上選手権、インカレと期待が高まります。
2023年1月24日追記
日本選手権では秦澄美鈴選手に次ぐ銀メダル、2022年9月のインカレでは、4年ぶりに自己ベストを更新6m50で連覇しました、記録は日本歴代9位、学生歴代5位となりました。
そして卒業後にはJALへの入社が決まり、更に競技にも磨きをかけるでしょう。
ご本人様コメント
「挑戦するとき、いつもJALの飛行機が身近にありました。
来年4月からは、「世界で一番選ばれ、愛されるエアライングループ」を目指すJALの一員として、多くの方に応援される選手を目指して精進してまいります。
そして、飛行機のように、力強い助走から空へ飛び立つような姿を皆さまにお届けし、日本記録の更新、さらには7mジャンパーへと、世界で活躍できる選手に成長していきます。ご声援のほど、よろしくお願いいたします。」
と、見事な内容を語られました。
社会人初の日本選手権での結果
結果は銅メダルとなり
「大1ぶりに3️⃣位!まだまだやな。鍛え直し。」
「何も出来なかった自分が情けない。 くやしー!!!」
と悔しがられるコメントを残されましたが、7年連続表彰台となりました。
7年連続の表彰台から陥落した社会人2年目
2024年の日本選手権は新潟開催、高良選手は2020年の同県開催の日本選手権で6m32を跳び優勝、23年10月の同県ヨギボーチャレンジカップでも6m34で優勝と相性の良いデンカビッグスワンスタジアム。
5m86の記録で迎えた3回目、ジャンプは6mを越えていたように見えましたがファウル…赤旗を確認した高良選手は砂場に項垂れました。
「底知れない沼にハマってしまった感半端ないですが、腐らずもがいて、全力でこの沼抜け出します!」
と前向きなコメントを残されました。
成績
自己ベスト 6M50
近畿中学記録 6M12 2015年樹立2022年現在保持
兵庫中学記録 6M12 2015年樹立2022年現在保持
中学歴代記録 5位 6M12 (2022年現在は6位)
高校記録タイ 6M44 2018年6月(現在も保持)
2015年(中学3年生)
全日本中学校陸上競技選手権大会 優勝 6m
2016年
8月 韓・中ジュニア交流競技会 優勝 (6m18)
10月 国民体育大会岩手 3位 (5m95)
2017年(高校2年生)
6月 日本陸上競技選手権大会 優勝(6M14)23年ぶりの女子高生優勝
7月 全国高校総体 優勝 (6M17)2連覇
8月 韓・中ジュニア競技会 優勝(5m98)
10月 国民体育大会愛媛 優勝 (6m26)自己新記録
2018年
6月 アジアジュニア陸上競技選手権大会 優勝 6M44(自己新、U18・U20記録・高校記録タイ)
6月 日本陸上競技選手権大会 優勝 (6m22)2連覇
7月 世界ジュニア陸上競技選手権大会 (6m37) 2位
8月 全国高校総体 優勝 (6m14)3連覇
2019年(大学1年)
4月 アジア陸上選手権ドーハ 2位 (6M16)
5月 関東インカレ 優勝 6m26
6月 日本選手権 女子走幅跳 3位 6m14 +1.0
9月 全日本インカレ 2位 (6M23)
U20 日本陸上選手権 優勝 (6M35)大会記録
2020年(大学2年)
5月 関東インカレ 優勝 6m09 連覇
9月 全日本インカレ 4位 (6m03)
10月 日本陸上選手権 優勝 (6m32)
2021年(大学3年生)
5月 関東インカレ 優勝 6m26 3連覇
6月 日本陸上選手権 2位 (6m30)
9月 全日本インカレ 優勝 (6m33)
2022年(大学4年生)
4月 日本学生個人選手権 優勝 (6m20)
三段跳 13m19
5月 関東インカレ 優勝(6m38)4連覇
三段跳 12m93
6月 日本選手権 女子三段跳 6位 12m88
女子走り幅跳 2位 6m18
9月 全日本インカレ 女子走り幅跳 優勝 6m50 自己新記録
2023年
5月 木南記念 女子走り幅跳 2位 6m13
6月 日本選手権 女子走幅跳 3位 6m26
9月 全日本実業団 女子走幅跳 3位 6m04 -0.1
10月 ヨギボーチャレンジカップ 優勝 6m34 +1.1
2024年
6月 日本選手権 女子走幅跳 14位 5m86
参考リンク・引用元・画像
【陸上】女子走幅跳の高良彩花が6本すべて6m10超えのハイアベレージで個人選手権優勝。4年ぶりの自己新に手応え。
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