「権瓶明日夏」新潟県記録保持者、とっても可愛い一流走り幅跳び選手‼

プロフィール

権瓶明日夏（読み方　ごんぺいあすか）
Asuka Gonpei.
女子陸上選手　走り幅跳び
Female track and field athlete,Long Jump.

1997年4月24日

新潟県新潟市出身

中学　新潟市立小須戸中学校
高校　日本文理高校（新潟）
大学　福岡大学

ALSOK新潟（2020年4月）

略歴

父母共に陸上の幅跳専門の選手でインカレや日本選手権で活躍、父は地元新潟の高校で陸上競技部の顧問を努めています。
「両親が陸上をやっていたのは小さい頃から知っていて、父が指導する高校の試合を観に行くこともありました。だから自分も陸上をするだろうという雰囲気はあった気がします」と語られ、中学で陸上を開始。

新潟の小須戸中学校の時には陸上競技で活躍され、2012年の県総体での5ｍ24は新潟県中学歴代4位の記録です（平成24年当時）、2011年中学2年生の通信大会で5ｍ30が年中学2位の記録となっていますので、地区の情報で古いので情報は交錯しますが、有望な中学生選手だったことは間違いありません。
以下　2024/01追記
中学時代には100mと幅跳をしれ、全中に出たいという思いで練習を重ねました。中学1年生で出たジュニアオリンピックでは5m03+1.9のPBで14位、3年生では100ｍで全中に出場するなど、良い思い出にもなっているそうです。

母は1989年インカレの覇者

旧姓　角利恵子元選手は、1989年全日本インカレ女子走幅跳の優勝者でその時の記録が6m13、権瓶選手もずっとその記録を目標にしていたそうです。

北信越高校総体で優勝した高校時代

高校時代には、北陸陸上競技選手権大会で走り幅跳5ｍ67で2位に入ったりリレーでも活躍されています。
3年生の北信越高校総体では、走り幅跳で見事優勝、4×100mRにも出場し準決勝まで進んでいます。その大会の準優勝は、当時星稜高校1年生で高校在学中に日本選手権に出場した吉岡美玲選手です。

以下　2024年1月追記

高校入学は父が顧問を務める日本文理高校に進学、母が持つ6m13の記録を跳びIHで入賞という目標を掲げました。2年生の時には、全国IHの予選である北信越高校総体ではあと1㌢で全国を逃しました。直後は来年もあるからと悔しさはありませんでしたが、その夜には「もしかしたらインターハイにいかなかったのはまずかったかな・・・」と思い始めずっと泣いていたそうです。
3年時には北信越高校総体を制し、全国出場しました。結果は10位と入賞に届きませんでした。経験は大事と考えると、昨年の全国を逃した事は大きかったと振り返りました。

故郷を離れた大学時代

大学は両親の母校である福岡大に進学、親元を離れましたが祖父母の宅から4年間、通ったそうです。
母のPBだけは絶対に越えたいという思いを持ち、両親の恩師に教えを請いました。
3年生の時には九州インカレで優勝し全日本インカレでも3位入賞しています。
2019年には福岡大学女子陸上部主将を務め、日本学生個人選手権で2位になった記録などで課外教育活動成績優秀者表彰として表彰されました。
目標であったインカレ優勝は成りませんでしたが、それまでに1度も競技を辞めるという選択肢はなかったそうです。

地元で競技を続ける

実業団入りとは簡単に決まるものではなく「アルバイトをしながらでも競技を続けよう」と決めていましたが、卒業間近にALSOK新潟に入社が決定。地元で活躍を続ける道が開かれました。
2021年の新潟県競技大会では大会記録で優勝、6ｍ15は同県記録でもあります。また母の記録を越えるという事も同時に達成。
「両親が見ている前で跳ぶことが出来ました、今後自己ベストが出たり、日本一になれたりしたとしても、あのうれしさとは違う喜びになると思います。今でもあの時の光景が目に浮かんできます」と語られました。
2022年には、日本選手権で決勝進出のかかった3本目の試技で人生初の手拍子を求め、見事決勝進出、5位入賞を果たしました。
主要大会でもトップクラスの選手と渡り合っておられますので、表彰台入りする姿も見られるかもしれません。

成績

新潟県記録記録保持者

2015年

北信越高校総体　女子走幅跳　優勝　5m83　+1.0
7月　全国高校総体　女子走幅跳　10位　5m66　-0.7

2016年

9月　九州学生陸上選手権　女子走り幅跳　3位　５ｍ７６

2018年

5月　第88回九州学生陸上競技対校選手権大会　女子走り幅跳　優勝　6ｍ20（参考）
9月　全日本インカレ　女子走り幅跳　3位　6ｍ00

2019年

4月　第1回学連競技会　優勝　5ｍ71
5月　第89回九州学生陸上競技対校選手権大会　3位　6ｍ01
6月　日本学生個人選手権　2位　6ｍ10
7月　第73回新潟県陸上競技選手権　女子走幅跳　優勝　6m06　+3.4
9月　全日本インカレ　女子走り幅跳　6位　6ｍ01

2020年

6月　日本選手権（初出場）　16位　5m78　-0.4

2021年

7月　第75回新潟県陸上競技選手権大会　女子走り幅跳　優勝　6ｍ15　大会記録・県記録
9月　第６９回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会　4位　6ｍ07

2022年

4月　第９回木南道孝記念陸上　女子走り幅跳　6位　6ｍ06
5月　セイコーゴールデングランプリ　女子走り幅跳　8位入賞　6m06
6月　日本選手権　女子走り幅跳　5位　6m12（セカンドベスト）
6月　布勢スプリント　女子走り幅跳　3位　6m07
7月　第76回新潟県陸上選手権　優勝　6m15　自己ベストタイ、県記録タイ、大会記録タイ
8月　ANG福井　女子走り幅跳　女子走り幅跳　3位　6m02
10月　国民体育大会栃木大会　女子走り幅跳　6位　5m94
翌2月　日本選手室内大会　女子走り幅跳　6位　5m76

2023年

5月　木南記念　女子走幅跳　8位　5m70　+-0
6月　日本選手権　女子走幅跳　16位　5m86　+0.1
7月　第77回新潟県陸上選手権　女子走幅跳　優勝（4連覇）　5m79　-0.1

参考リンク・引用元・画像

第75回新潟県陸上競技選手権大会 DAY1
@デンカビッグスワンスタジアム
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🏆女子走幅跳優勝🏆
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権瓶明日夏（ALSOK新潟）
6m15 GR
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大会記録更新です🎉

🔻速報🔻https://t.co/2cg0Ni7uG8
⁡#新潟県選手権 pic.twitter.com/NQPiCuNd91

— 新潟アルビレックスRC (@Albirex_RC) July 17, 2021